講師経験が導き出した、受験に失敗してしまう原因とその解決法
こんにちは!
加古川市の氷丘中学校区内にあります
個別指導塾コミットです。
今年も受験が終わりましたね。今年は特に理科で問題の難化が進み、期待通りの成績を取れなかった生徒も多いのではないでしょうか。
兵庫県公立入試では、難しい問題が解けることより、堅実に解ける問題を取捨選択して時間内に解き終わることができる生徒ほど合格に近いと感じます。
思った点数がとれない、点数が伸びない生徒にはどのような特徴が見られるか考えてみましょう。
Contents
合格が遠くなってしまう人にありがちなこと
点数が伸びない生徒には以下の特徴が見られます
基本問題を解けていないのに進んでしまう
これは入試問題演習をしている時によく感じることです。
特に英語数学では基本問題が解けてはじめて入試問題をしっかりと理解することができます。
問題に詰まったらめんどくさがらず、必ず基本原理に立ち返って理解を進めていきましょう。
残念ながら結局それが一番早いのです、急がばまわれの精神でいきましょう。
勉強の優先順位を間違えている
みなさんはどの教科のどの単元から勉強するかしっかり考えて勉強していますか?
基本的には1科目が特別できるよりも、全体的にそこそこできる人が合計点で勝つので、苦手科目を作らないことが最良の戦略です。得意科目が難化してしまうとそれだけで落ちてしまいますから…
勉強の優先順位は以下のようにしてください
1. 点数が低い科目、単元
2. 少し不安が残る科目、単元
3. 大体わかる科目、単元
1.はもちろん点数の低い科目のほうが伸び幅が大きいからです。低い点をとってしまう場合は中1、中2の範囲からの復習が必要です
2.は少し難しめの演習をしましょう。
難しい問題を解くことで、理解を深めることができるでしょうし、今まで気づいていなかった新たな発見があるはずです。
3. については問題を見返して解き方をイメージする程度で大丈夫でしょう。不安であれば計算問題だけは解いてみてください。
問題をはじめてみたように感じる
みなさんは問題を見た時にいつも初めて見る問題のように感じてはいないでしょうか?
これは大抵問題が難しいのではなく、問題を忘れてしまっていることが原因です。
点数を安定させるためには、問題パターンを見飽きたと言えるくらいに演習をこなしておく必要があります。
集中している時間を大切にできていない
勉強中は、様々な要因で集中力が切れてしまいます。
友人がわからないところを聞いてくる
まわりの喋り声が聞こえる
周りの勉強の進み具合が気になる
このように周りのせいで集中力が切れたり、自分が他の人の邪魔をしてしまうような環境を自分で作ってしまっていることがあります。
勉強時間も大事ですが、机に座っているだけでは何も変わりません。
集中できる環境を作れるように友達との付き合い方も考えてみて下さい。
塾では集中のために自習中の私語を禁止し、耳栓、イヤホンの使用を認めているので、活用して下さいね。
受験は内申点を含めた戦略をしっかり練ることと、自分のサボりたいという気持ちとの戦いです!
納得のいく結果になるように、妥協せずに進みましょう!